BL漫画・小説の感想、主婦の日常雑記
2019
私がBL漫画を読んでいてツボな場面は、ズバリ「赤面」です。
いや聞いてないって感じでしょうが、感情がはっきり表れる赤面は、何も言わずとも多くを語る良い場面だと思います。
で、私の一番のお気に入り赤面顔が『K先生の野獣な愛情』(夏水りつ/花音コミックス・芳文社)の小早川翠(こばやかわみどり)です。SM小説の編集者で真面目メガネくんである小早川は、担当でイケメン人気作家の鍛治隆生(かじりゅうせい)にズバリ「抱かせろ」と迫られ、てんてこ舞いするというラブコメです。大好評でシリーズ化し、昨年5作目で完結していました。
この小早川、あがり症ですかっていうくらいすぐに顔が赤くなるんですよね。
鍛治先生は強引な俺様キャラなので、迫られる前から一緒にいるとあがって緊張しているのが分かりやすいです。
そして小早川が
鍛治先生は強引な俺様キャラなので、迫られる前から一緒にいるとあがって緊張しているのが分かりやすいです。
そして小早川が
「やめてください~」とテンパって赤くなるほど可愛くなり、その顔にさらに鍛治先生がそそられて…と、2人のやりとりがコントのよう。ズバリ楽しいです。
このお話、男同士だからという深い葛藤はなく、逆にスルーし過ぎでその辺どうでもよくなります。しかし現実のあがり症の人は、自分の赤面癖は嫌でしょうね。
あがり症といえば、学校で議論の練習などしない日本人は、大勢の前で何か話すなど大の苦手という人は多いでしょう。
先日あがり症克服のための本を読みましたが、あがり症の人は失敗を恐れて自分を追い込みがちになるので、まず「自分の感情を否定せずありのままに受け入れる」ことが大切、とありました。あがり症とは違うかもしれませんが、小早川も、ヤメテヤメテと言いながら結局鍛治先生を受入れていますから、その辺大事ですねえ。
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