BL漫画・小説の感想、主婦の日常雑記
2018
「節約」って大事ですよね。でも節約ばかりしていても楽しくないし…という葛藤を上手いこと描いて面白いのが、BL小説『家計簿課長と日記王子』(海野幸/二見シャレード文庫)です。
電機メーカー・購買部の課長、室木周平(むろきしゅうへい)34歳は、「節約命」で、なんと家計簿をつけるのが日課。ある日会社の寮が火事になり、同社営業部のイケメン、「王子」と噂される伏見和親(ふしみかずちか)とルームシェアすることに。
伏見はごく普通の消費感覚の持ち主なので、朗らかにお金を使います。そんな伏見をハラハラ複雑な思いで見る周平には、気軽にお金を使えなくなった幼い頃の思い出がありました。
でも、その気持ちを伏見が「使ったらまた働いて稼げばいいんですよ」と自然にほぐしていくのが素敵です。
伏見が買ってきたコンビニのケーキを、
伏見が買ってきたコンビニのケーキを、
冷蔵庫から嬉しそうに取り出す周平もかわいい。
これは私、自分の金銭感覚に触れるものがあり、かなり共感してしまいました。
これは私、自分の金銭感覚に触れるものがあり、かなり共感してしまいました。
ところで冷蔵庫といえば、最近、NHKの情報番組で「冷蔵庫の中身は満杯にしてはいけない」と聞きました。
例えば、冷蔵庫にモノをつめずきると、
→奥のものが見えない
→忘れる
→無いと思って買いに行く
→使わずに捨てるモノが出てくる
という無限ループに陥るとか。冷蔵庫の中は、だいたい6割くらいで収めるといいそうです。そうやって心掛けていると、アラ不思議。冷蔵庫の中がすっきり片付いて、食品ロスが減りました!
冷蔵庫の中に余裕があると全体を把握でき、消費期限切れも目立つし、無駄なものを買わなくなります。冷蔵庫の扉にレシートを貼っておいて、なくなったものをチェックするのも有効です。整理整頓というより、節約技だと思いました。
家計簿課長の周作にも、この技を教えてあげたい…と思いましたが、家計簿つけていれば冷蔵庫の中身も自ずと把握できるのかもしれませんね。
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